手形の裏書について - 手形割引の基礎知識

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手形の裏書の形式や方法などを解説します、手形割引を実行する際に参考にして下さい。

手形の裏書とは受け取った手形を被裏書人(手形を譲渡する相手)に譲渡するために裏書人が行う署名捺印の事です。
下記のいずれの場合も裏書行為が必要となります。
  • 手形割引業者や銀行や信用金庫などの金融機関で手形割引を行う場合
  • 取引相手に売掛金などの支払代金として受け取った手形で支払う場合(廻し手形)
  • 手形の支払期日近くに、銀行や信用金庫などの金融機関に所持している手形の取立決済を依頼する場合
  • 手形に裏書をして譲渡をすることによって手形の権利は裏書人から被裏書人へ移ります。
  • 所持している手形が不渡り等の理由により支払い不能になった場合、手形の裏書人はそれ以前の裏書人全員に
    対して手形の金額を請求する権利があります。(ただし手形の呈示期間内に限る。*)
    *手形の呈示期間とは、手形に記載された支払期日とそれに続く2日間の銀行営業日になります。
    例:支払期日が1月31日の場合、手形の呈示期間は1月31日〜2月2日(土日祝日などの銀行非営業日は除く)
  • 手形の裏書必要事項
  • 裏書人の住所(ゴム印の使用が可能です)
  • 裏書人の氏名(ゴム印の使用が可能です)
    裏書人が法人の場合は会社名及び代表者の肩書と氏名を記載して下さい。
    いずれの場合も手形表面の宛名と同一に記載して下さい。但し略称は略さず記載して下さい
    例:×梶ィ○株式会社 ×(有)→○有限会社
  • 裏書人の捺印
  • 日付(省略可能です。 尚、日付を記載する場合は手形の振出日との前後関係に注意して下さい。
    裏書の日付≧手形振出日)
  • 上記必要事項は全て裏書欄下方の「被裏書人欄」点線にはみ出さないように記載して下さい。
    例:手形裏書
  • 注)裏書日付と被裏書人欄は必要事項ではありません。省略可能です。
    受け取った手形を支払代金等として取引先に譲渡する場合は、被裏書人欄に次の被裏書人名の名称を記載出来ます。
    この場合被裏書人欄に記載された名称と次の裏書人欄に記載された名称一致しない場合、「裏書の連続」が成立せず
    これ以降の手形所持人は手形の権利者として扱われません。 「裏書の連続」が不成立の場合、「裏書不備」を理由に
    手形金額の支払いを銀行などの金融機関に拒否され受け取ることが出来なくなります。
    売掛金の支払代金として廻し手形を受け取る場合は、「裏書の連続」が成立しているかよく確認する必要があります。

  • 手形の裏書の記載に誤りがあった場合や裏書そのものを取り消したい場合は、訂正印と×印によって訂正・抹消
    するとこが可能です。
    手形の裏書自体を抹消する場合には、手形の裏書欄全体にボールペンなどで×印を引いて、その中心に裏書の際に
    使用した印鑑を捺印して下さい。
    例:手形裏書抹消

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